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PDCAサイクル

PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。

ファイヨールの管理過程論に似ていますが、若干違うところもあります。ファイヨールの管理論にも通底しますが、PDCAサイクルには長いスパンのものと短いスパンのものがあります。

今営業マンがアポイントの電話をかけるところをイメージしてみてください。

どこにどのように電話をかけるか作戦を練る(Plan)
実際に電話をかける(Do)
良かった点、悪かった点について内省する(Check)
反省点を活かしやり方を改善する(Act)

電話をかけるのは3分程度のことかもしれませんが、実はここにもPDCAサイクルは存在しています。一般には「試行錯誤」と呼ばれるプロセスですね。

また一ヶ月の営業活動にもこれは当てはまります。

売上をどれだけ上げるか目標を決め、計画を立てる(Plan)
計画に従い営業する(Do)
達成度を考慮し良かった点、悪かった点について内省する(Check)
反省点を活かしやり方を改善する(Act)

このプロセスは半年、1年にも言えます。

長いPDCAは短いPDCAがたくさん集まって成り立っているのです。長いPDCAの品質を高めようとすると、短いPDCAの品質を高めなければなりません。特に成員が未熟であるときには、自分で自分の行動をCheck,Actできないことが多いので、マネジャーはなるべく事実ベースで小さなPDCAを把握し、修正していく必要があります。

長いPDCAのCheckでダメ出しをしても何をどう改善すればよいのかわからなくなってしまい、抽象的な指示しか出せなくなってしまうからです。先の営業の件だと、営業成績が悪い一員に電話でアポイントが取れないことが一因かもしれず、それをマネジャーが把握していなければ、改善もできないというわけです。

このようにPDCAサイクルは短いものと長いものがあり、長いものを改善させるためには、実は短いサイクルの改善が不可欠なのです。

それを自律的にCheck,Actできれば望ましいのですが、自分では良いと思っていて同じことを繰り返している場合もあれば、自分では何が悪いのか分からないという場合もありますので、その点はマネジャー及び指導者が重々注意しなければなりません。